板橋区役所前駅2分、大山駅10分、板橋駅15分、板橋本町駅18分の板橋の心療内科精神科
精神科の自傷他害に対する入院形態
精神疾患の優先度が大きい救急対応の症例は、他害及び自傷のおそれがあるときである。
ただし、他害及び自傷があれば必ずしも入院が最適な対処法とは限らない。
入院してから病院内で自殺する患者様は少なくない。
患者様の傍で見守ることができれば他害及び自傷を防ぐことができることがある。
短絡的に入院とする前に支援できる人がいるかどうかを確認することが重要である。
日本では自傷他害の切迫度に応じて入院形態が判断される傾向がある。
医療観察法入院
心神喪失等と裁判所で判断された殺人、傷害、放火、強盗、強制性交等、強制わいせつの6種類(傷害は重いものに限り、傷害以外は未遂を含む)。
措置入院
医療観察法入院の内容ではない自傷他害行為。強制的な対処がなければ防ぐことができないとき。
医療保護入院
強制的な対処が必要な水準ではないが、精神疾患によって適切な判断ができずに入院に同意できないとき。
任意入院
精神疾患に対して医療及び保護が必要で入院に同意できるとき。