板橋区役所前駅2分、大山駅10分、板橋駅15分、板橋本町駅18分の板橋の心療内科精神科
レクサプロ®(エスシタロプラム)
ピュアなSSRI
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類され、セロトニンの代謝を阻害することでセロトニンの濃度を上げることで不安や抑うつ気分に対して有効性を発揮します。他のSSRIと比較してセロトニントランスポータに対する選択性が高いという特徴があります。初回投与量から有効量のために効果の発現が早いことが期待される一方、副作用が早めに出ることがあります。
名称の由来
シタロプラムから活性本体として光学分割されたエスシタロプラムであるレクサプロ(LEXAPRO)は、シタロプラムの販売名“CELEXA”(米国)とうつ病治療の新しいステージへの前進を意味する“PROCEED”を組み合わせて命名されました。
適応病名
うつ病・うつ状態、社会不安障害
服薬方法
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて行い、1日最高用量は20mgを超えないこととする。
副作用
承認時の副作用は、傾眠(22.6%)、悪心(20.7%)、浮動性めまい(8.5%)、頭痛(8.2%)、口渇(6.3%)と報告されています。他のSSRIと比較して不整脈の副作用が起こりやすいことに注意が必要です。
自動車運転への影響
眠気、めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。
妊娠や授乳への影響
妊娠への影響:FDA(アメリカ食品医薬品)
C:危険性を否定することができない
授乳への影響:Hale授乳危険度分類
L2:比較的安全
※(参考)レクサプロインタビューフォーム
https://image.packageinsert.jp/pdf.php?mode=1&yjcode=1179054F1022