【医師記載】抗うつ薬の効果に時間がかかる理由

抗うつ薬に時間がかかる理由

抗うつ薬の効果に時間がかかるのは抗うつ薬の投与後に神経細胞ニューロンが成長するのに時間がかかるからです。

不安を感知する扁桃体から前頭葉につながる神経ネットワークが形成するのに時間を要します。

抗うつ薬は即効性には乏しいので効果が出るまで服薬を継続する必要があります。

【参考文献】
J Biol Chem. 2016 Sep 16;291(38):19725-19733. doi: 10.1074/jbc.M116.727263. Epub 2016 Jul 18.

記載

板橋区役所前メンタルクリニック

医師 藤林一保