【精神科医師記載】薬を飲んでいるかどうかは採血でバレるか
炭酸リチウム、ハロペリドール、一部のベンゾジアゼピンは採血で血中濃度を測定できるために薬を飲んでいるかどうかは採血でわかります。
スルピリドやリスペリドンはプロラクチンが増加することがあるので採血でわかります。
患者の5割は医者の指示の取りに服薬できていないという報告があるために薬を飲めていないことがバレて叱責する精神科医師は良い医師とは言い難いです。
大事なのは薬を飲めてなくて症状が改善していないのか薬を飲んでいるが症状が改善していないかを把握することです。
薬が飲めているかどうかを正確に伝えられることが適切な患者と医師の関係であると思っています。
記載
何があっても患者を怒らない医師 藤林一保