【医師記載】パキシルとパキシルcrの違い

パキシルはセロトニン再取り込み阻害の抗うつ薬でssriと呼ばれます。

パキシルは消化器症状の副作用が問題となることがあったために消化器内の吸収を穏やかにするためにパキシルの徐放剤であるパキシルcrが開発されました。

臨床成績ではパキシルcrはパキシルと比較して消化器症状の副作用は少し小さくなっています。

しかし、パキシルの離脱症状については大きな差がありません。

これはパキシルとパキシルcrの臨床成績の時代が異なることが一因です。

時代が進むにつれて臨床試験はより厳密になったことが原因として考えられます。また、パキシルで消化器症状の副作用が起こるという思い込みによるデノボ効果の影響も考えられます。

記載 医師 藤林一保