【精神科医師記載】イフェクサーの離脱症状
イフェクサーの離脱症状は起こりにくいと考えられます。抗うつ薬は用量幅が大きいほど離脱症状は起こりにくくなります。
イフェクサーは37.5mg-225mgと用量幅が大きいために他の抗うつ薬よりも離脱症状は起こりにくいです。
イフェクサーの離脱症状が起こりにくいとはいえ、全く起こらないわけではありません。イフェクサー37.5mgから中止した際に離脱症状が問題となる際はイフェクサー37.5mgを一日おきに服薬することが必要なことがあります。
イフェクサーは剤型がカプセルのために分割したり、粉砕できないという欠点があります。
イフェクサー37.5mgの隔日投与でも離脱症状が起こる際はセルトラリン25mgに切替、セルトラリン25mg0.5錠と変更する必要があります。
記載 精神科医師 藤林一保