板橋区役所前駅の心療内科精神科の場所

板橋区役所前駅2分、大山駅10分、板橋駅15分、板橋本町駅18分の板橋の心療内科精神科

注意欠如多動症(ADHD)の診断基準

ICD10

G1からG7のすべてを満たすこと。

G1. 不注意:次の症状のうち6項目以上が6カ月間以上持続する。

1. 学校の勉強、仕事、その他の活動において、細かく注意が払えない。

2. 作業に注意集中を維持できない。

3. 自分に言われたことを聞いていない様子のことが多い。

4. 仕事を完遂することができない。

5. 作業の段取りが下手

6. 精神的な集中力を必要とする課題を避ける。

7. 忘れ物が多い。

8. 外部からの刺激で注意がそれてしまう。

9. 日常の活動で物忘れをしがちである。

G2. 過活動:次の症状のうち3項目以上が6カ月間以上持続する。

1. もぞもぞする。

2. 席を離れる。

3. 走り回る。

4. 集中することが難しい。

5. 社会的な状況によって変わることはない。

G3. 衝動性:次の症状のうち1項目1錠が6カ月間以上持続する。

1. 質問が終わらないうちに答える。

2. 順番を待てない。

3. 他人を邪魔する。

G4. 発症は7歳以前であること。

G5. 広汎性:複数の場面で満たされること。

G6. G1-G3は社会的な機能障害を引き起こすほどである。

G7.この障害は広汎性発達障害、躁病エピソード、うつ病エピソード、または不安障害の診断診準を満たさないこと。

※(参考)ICD10
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000011ncr-att/2r98520000011nq2.pdf

DSM5

AからEのすべてを満たすこと。

A.
(1)の6つ以上または(2)が6つ以上(17歳以上では5つ以上)が6カ月以上持続。
(1)不注意
a.
学業、仕事に不注意な間違いをする。
b.
課題または遊びの活動中に、注意を持続できない。
c.
直接話しかけられたときに、聞いていないように見える。
d.
学業、職場での義務をやり遂げることができない。
e.
課題や活動を順序立てることが困難である。
f.
精神的努力の持続を要する課題を避ける。
g.
課題や活動に必要なものをなくしてしまう。
h.
外的な刺激によって気が散ってしまう。
i.
日々の活動で忘れっぽい。

(2)
多動性および衝動性
a.
手足をそわそわする。
b.
席を離れる。
c.
走り回る。
d.
静かに余暇活動ができない。
e.
じっとしていない。
f.
しゃべりすぎる。
g.
質問が終わる前に答える。
h.
順番を待てない。
i.
他人を邪魔する。
B.
12歳になる前から存在。
C.
2つ以上の状況で存在する。
D.
社会的な機能を損なわせている。
E.
他の精神疾患では説明されない。

※(参考)DSM5
https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/dsm-5_guideline.pdf

厚生労働省の発達障害の情報
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html

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