板橋区役所前駅2分、大山駅10分、板橋駅15分、板橋本町駅18分の板橋の心療内科精神科
全般性不安障害の診断基準
病前性格
人見知り、内気、引っ込み思案な性格気質。
従来診断
不安の対象が浮遊し、不安状態のために社会生活又は日常生活に支障を来している。
ICD10
F41.1全般性不安障害
A.
6カ月間以上持続する。
B.
次のうち4項目以上が存在し、1項目以上は1から4である。
自立神経性の刺激による症状
1.
動悸
2.
発汗
3.
振戦
4.
口渇
胸部、腹部の症状
5.
呼吸困難
6.
窒息感
7.
胸痛
8.
悪心
精神症状に関する症状
9.
めまい
10.
離人感
11.
自制ができなくなるという恐れ
12.
死ぬのではないかという恐怖
全身的な症状
13.
紅潮または寒気
14.
しびれ
運動性緊張の症状
15.
筋緊張
16.
落ち着きのなさ
17.
いらいら感
18.
喉のつかえた感じ
他の非特異的症状
19.
過剰な反応
20.
集中困難
21.
易刺激性
22.
入眠困難
C.
パニック障害、恐慌性不安障害、強迫性障害、心気障害の診断基準を満たさない。
D.
身体疾患あるいは精神作用物質に関連する障害ではないこと。
(参考)ICD10
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000011ncr-att/2r98520000011nq2.pdf
DSM5
全般性不安障害
AからEのすべてを満たす。
A.
多数の出来事への過剰な不安が6ヵ月間以上持続する。
B.
心配を抑制することが難しい。
C.
以下の6つ中3つ以上(子どもの場合は1項目で可)
1.
落ち着きのなさ
2.
疲労しやすい
3.
集中困難
4.
易怒性
5.
筋肉の緊張
6.
睡眠障害
D.
社会的な機能の障害を引き起こしている。
E.
物質(例:乱用薬物、医薬品)または他の医学的疾患(例:甲状腺機能亢進症)の生理学的作用によるものではない。
F.
他の精神疾患ではうまく説明されない。
※(参考)DSM5
https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/dsm-5_guideline.pdf